介護士の転職を成功させるポイントは「志望動機」

志望動機がポイント

採用担当者は何人もの求職者の応募書類に目を通しています。同じような内容だと目には留まらずスルーされてしまう可能性も……。ライバルに差をつけ、自分自身をアピールできる項目が「志望動機」です。ここではケース別に志望動機の一例を紹介しますので作成する時の参考にしてください。

経験者が子育てとの両立を目指す場合

「子育て中なので日勤のみで働ける職場を探しています。以前勤務していた介護施設ではレクリエーションを担当しており、その時の経験を活かして活躍できると考えこちらのデイサービスを希望しました。」

未経験者が子育てとの両立を目指す場合

「現在は介護とは関係のないスーパーでパートとして働いています。お客様の中には認知症を持つ人もいらっしゃるのですが、ご家族に支えられながら日常生活を送っている姿を見て介護の仕事に興味を持ちました。経験はありませんが仕事柄、人と接する機会も多いので高齢者とのコミュニケーションも問題なく取れると考えています。子育て中のため、日勤のみのシフトを希望していますが、これまでの経験を活かし貴社に貢献できると考えています。」

生活リズムを整えたい場合

「介護士にとって日勤と夜勤のシフト制勤務は一般的ですが、生活リズムが崩れやすいというデメリットがあります。なるべく一定の生活リズムで働ける職場を探していたところ、貴社の求人を見つけました。入所施設にもかかわらず、日勤のみを選択できるところに大きな魅力を感じています。同僚の職員とよい関係を築き、施設に貢献できるように頑張ります。」

年齢的な問題で日勤のみを希望する場合

「介護の仕事にやりがいを感じていますが、残念ながら職員の数が少なく負担が大きい夜勤は年齢的に厳しくなってきました。管理者を目指す道も考えましたが、利用者さんと直に接することができる現場の仕事から離れることはしたくありませんでした。長く現場の仕事に携わるためにも、日勤のみの働き方を選択できる貴社を志望しました。」

自分の時間もしっかり確保したい場合

「介護士として働いた経験はありますが、当時はやりがいが感じられず違う職種に転職しました。その後、営業の仕事を通して人から『ありがとう』といわれる喜びや魅力に気付き、今となって介護士のやりがいを認識できるようになりました。気持ちを新たにして、また介護の仕事に携わりたいと思い転職を決意しましたが、介護士としての知識やスキル不足を痛感しているため、まずは日勤のみのシフトで仕事に慣れつつ、視野を広げるための勉強もしたいと考えています。そのため、日勤のみという働き方が可能な貴社を志望しました。」